信頼できるカウンセラーを選ぶ!3つのポイント

心理系コラム

仕事、プライベート、対人関係、自分自身について、不安や悩みがあるけれど、誰に相談すればいいかわからない…。そんな経験はありませんか?そんなとき、信頼できるカウンセラーに相談することが、解決の第一歩かもしれません。しかし、どのようにカウンセラーを選べば良いのでしょうか?今日はそのポイントを3つに絞ってお話します。

今、相談したいと考えている方も、これから先相談するかも知れない方、はたまた家族や友人が相談先を探している方、皆さんの参考になればと思います。

資格の重要性

まず、カウンセラーの資格を確認することが大切です。臨床心理士公認心理師を持つカウンセラーが特にオススメです。これらの資格を取得するには、他の心理系の資格に比べて、学びの深さ、知識の量、実習経験が格段に多いからです。

臨床心理士

  • 【学習期間】大学と指定大学院で、合計6年間の学びが必要です。
  • 【資格試験】年に1回行われ、マーク式の1次試験、小論文、口述面接の2次試験があります。合格率は約65%で、複数回挑戦して合格する方も少なくありません。
  • 5年ごとに更新制度があり、研修会や学会への参加、論文の執筆などで、常に学び続けることが求められます。

臨床心理士について詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご参照ください

【現役心理士が語る】臨床心理士になるには?
臨床心理士とは心理学の専門知識を用いて、相談者を支援する専門家を指します。4年生大学を卒業後、指定大学院を修了し、臨床心理士の資格受験となります。資格取得後は、5年ごとに更新制度があり、常に自己研鑽が求められています。くらしま心の相談室では臨床心理士がカウンセリングを担当します。

公認心理師

  • 【学習期間】指定大学と指定大学院で、合計6年間の学びが必要です。
  • 【資格試験】年に1回、マーク式で行われ、合格率は50~70%ほどです。
  • 心理系の資格の中で唯一の国家資格であり、特に医療分野では必須資格になりつつあります。

これらの資格を持つカウンセラーは、しっかりとした教育と実習を受け、長期間にわたって学び続けています。そのため、専門性の高いカウンセリングを提供できると考えられます。

公認心理師について詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご参照ください

【現役心理師が語る】公認心理師になるには?
公認心理師とは2018年に誕生した、心の専門家の国家資格です。心理学的な専門知識を用いて、相談者を支援します。公認心理師になるには、養成課程のある大学を卒業し、大学院に進むか、臨床経験を2年積むことで、受験資格を得ることが出来ます。試験は年に1回のみで、合格率は60%です。更新制度はないが、自己研鑽は必要。

「カウンセラー、資格」で検索すると、最上位に上がってきた資格と比較してみましょう。

*メンタル心理カウンセラー

  • 【学習期間】通信教育、1日60分、最短2ヶ月の学び。
  • 【資格試験】カリキュラム受講後、随時在宅にて試験。得点率70%で合格。
  • 実習はなく、ロールプレイ映像講義を視聴する。

心理系には様々な資格があり、それぞれにメリットがあると思います。一口に「カウンセラー」と言っても、どんな基盤の上に成り立っている資格なのか。カウンセラーは、あなたの大切な悩みを打ち明ける存在です。そのため、資格という切口は大切なポイントだと言えます。

相談経験

資格に加えて、実際にどのような現場で経験を積んできたかも重要なポイントです。病院、学校、福祉施設など、あなたが抱える悩みに関連する分野での勤務経験があるかを確認しましょう。心の問題を扱う際には、病気の可能性も否定出来ません。病院での勤務経験があれば、精神科領域の病気に関しては知識をもっていると考えて良いでしょう。また、子供に関する相談なら、学校での勤務経験があるカウンセラーが適しているとも考えられます。

事前に、相談内容について対応できるか否かをカウンセラー側に確認しておくことも良いでしょう。私自身も、相談前にメールやお問い合わせで対応の有無について確認を求められたことが何度もあります。カウンセラーは自分の力量を超えたものや、専門分野外の相談をむやみに引き受け、相談者を不幸にしてはなりません。自分の枠を超えた相談に関しては断ったり、他の相談先を紹介することもあります。そういったやりとりでも、カウンセラーの経験値が活かされることも多いです。

守秘義務と倫理観

信頼できるカウンセラーは、相談者の秘密を守ることと、誠実で倫理的な態度を持つことが必要です。小難しい言葉になりましたが簡潔に言うと、あなたが相談した内容が無断で他の人に知られることがなく、あなたの気持ちに寄り添ってくれるカウンセラーを選ぶべきです。

しかし、どうやってそれを判断するのか?という疑問が湧くかもしれません。その際は、先述した臨床心理士公認心理師の資格が一つの目安となります。これらの資格には、守秘義務と倫理の遵守が厳格に規定されているため、信頼性が高いと言えます。

最後に

心理系カウンセラーには、様々な資格や経験を持つ人がいます。それぞれにメリットやデメリットがありますが、何よりも大切なのは、あなたが安心して相談できる相手であることです。

臨床心理士、公認心理師として働く心理職の私としては、一人でも多くの方が悩みを解消し、自分らしく生きていけることを願っています。人の心に携わり、生きることを支えるカウンセラーは常に自分を振り返り、学び続ける必要があると考えています。

この記事が、あなたが信頼できるカウンセラーに出会う手助けとなることを願っています。

当相談室のカウンセラーについてはこちらをご参照ください。

カウンセラー紹介
島根県の心理カウンセラーのKuraのプロフィールページです。Kuraは学校、病院、子育てなど幅広い分野で勤務し、臨床歴は15年。島根県では、病院以外でカウンセリングを受ける場所が少なく、島根で暮らす皆さんの心に寄り添いたいと思い、カウンセリングルームを開設。より自分らしい毎日が送れる、ほっと話せる相談室を目指す。

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