はじめに
近年、メンタルヘルスの不調が原因で休職する方が増加しています。2014年に実施された独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によると、メンタルヘルスの不調が原因で休職した社員のうち42%が休職期間中、あるいは復職後に退職に至っていることが報告されています。
現状と課題
復職支援(リワーク)とは、おもにうつ病などの精神疾患によって休職中の方が、職場復帰と再発予防のために、カウンセリングで日頃の振り返りを行ったり、日中活動を行なったりする支援・プログラムです。
リワークプログラムは、医療機関、職業センター、企業内で実施されています。
メンタルヘルスに問題を抱える人が増加している一方で、リワークプログラムが十分に活用されていない現状があります。
特に島根県や鳥取県では、リワークプログラムを実施する医療機関が県内に一箇所しかありません(日本うつ病リワーク協会HPより)。
当相談室の復職プラン
そこで、当相談室ではオンラインカウンセリングによる復職プランを提供しています。
オンラインカウンセリングのため、通院の負担が無いこと、時間を自由に決められること、個別に対応可能なことがメリットです。
このプランでは、生活リズムを整えるために午前中カウンセリング予約を取ったり、午後の活動を具体的に計画することが可能です。個別のニーズに応じた支援を行い、休職中から復職、復職後までをフォローします。
個人のお申し込み、または企業からのお申込も受け付けています。企業からお申し込みの場合は、以下のサイトから[ご依頼はこちらから]のタブよりお申し込みください。申し込みの際には、事前に主治医の許可を頂くことをお勧めします。
プラン内容
3ヶ月コース:30,000円(税別:27,273円)
- 例)2ヶ月休職し、3ヶ月目に復職を目指すケース
- 1ヶ月目:服薬、生活リズム睡眠リズムを整え、体を休める期間。過ごし方を一緒に考えます。
- 2ヶ月目:生活リズムを習慣化し、少しずつ活動を増やす。活動内容を具体的に検討します。
- 3ヶ月目:休職を振り返り、再発予防に努める。活動量を増やし、仕事復帰に向けて体を慣らします。
- 例)1ヶ月休職し、2ヶ月目復職、3ヶ月目にフォローアップ
- 1ヶ月目:生活リズムを整え、体を休める。時間を決めて活動をしていく。
- 2ヶ月目:休職についての振り返り。少しずつ活動を増やし、仕事復帰に向けて体を慣らします。
- 3ヶ月目:復職後、業務内容や負荷の感じ方、精神症状についてフォローアップします。休職を振り返り、再発予防に努める。
ただし、これは順調に回復した場合の例ですので、休職中に再度不調を感じた場合は、主治医と相談しながら進めていきます。
具体的な支援内容
- 初回面接:3ヶ月のスケジュールを決めます。途中での変更も可能です。
事前にスケジュールを組むことで見通しをもって、取り組むことが出来ます。
- 基本セッション:50分×6回(体調不良により30分の調整も可能)。頻度としては隔週を想定しています。こちらもニーズに応じて対応可能です。
- カウンセリングで取り扱う内容:精神症状、服薬状況、生活リズム、睡眠リズムの確認。ストレス要因についての振り返り、認知行動療法による思考のパターンの整理、不安、悩みなど。
- LINEでのメモ送信:希望があれば、カウンセリング内容をLINEで送信し、課題を明確化。
- 主治医との連携:希望があれば、主治医との連携も行います
その他の利用方法
復職支援だけでなく、「3ヶ月間集中して自分のことに向き合いたい」「対人関係や思考のパターンについて考えたい」という方もご利用いただけます。詳しくは、初回相談や無料相談をご利用の際にお聞かせください。
おわりに
あなたの周りには、ご家族、パートナー、友人、医師、職場の仲間、様々な人が居てあなたを支えています。当相談室も、その一人となり、あなたの復職全力でサポートします。メンタルヘルスの不調に悩む方々が、再び職場で活躍できるよう、丁寧に支援していきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。
初めてご利用の方は、無料カウンセリングをお試しください。
当相談室は完全予約制となっております。下記のボタンより、サービスを選択し、予約をお願いします。
<カウンセリングまでの手順>
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