【心理士が3分で解説!】HSPの特徴と対処法を分かりやすく説明

心理系コラム
Kura
Kura

心理カウンセラーのKuraです。最近、仕事をしていて「私はHSPです」や「子供がHSPで…」とお話される方が急増しています。書籍やインターネットの情報も多く出ていますね。今回はHSPさんの初級編として、簡単に説明します。参考にしてみてくださいね。

この記事を読んで分かること

✔︎HSPの特徴
✔︎HSPの人が日常生活で困ること
✔︎困った時の対処法

HSPとはどんな特徴があるの?

HSP(Highly Sensitive Person)は1997年に、心理学者アメリカのエレイン・アーロン博士によって提唱された概念です。人の繊細さと感覚の敏感さの両面を持っている人をHSPと呼びました。HSPの人は外からの刺激に敏感で、通常よりも強く反応してしまう傾向があり、その結果ストレスを感じやすいと言われています。

アーロン博士が挙げるHSPの4つの特徴(DOES)

  1.  D:Depth of processing(物事を深く受け止める)
  2.  O:Overstimulated(緊張しやすく、疲れやすい) 
  3.  E:Emotional reactivity and high Empathy(気持ちが揺れやすい、共感力が高い) 
  4.  S:Sensitivity to subtleties(些細な刺激や感覚)
     
HSPさん
HSPさん

ネットのチェックリストをしてみると、かなり当てはまっていました。

これって病気なんですか?

Kura
Kura

病気とは少し違いますね。HSPは一つの性格傾向と考えられています。そのため、病院に行ってHSPと診断されることはほとんど無いと思います。

HSPさん
HSPさん

HSPだと分かったら、どうしたら良いんですか?

Kura<br>
Kura

まずはHSPさんが日常生活で困ることをいくつか紹介してみましょう。

HSPの人が日常生活で困る具体的な場面

・他人からの評価や批判を気にしすぎて、色々と考え込んでしまう。

人混みや騒音、明るさなどで気持ち落ち着かなくなったり、不安定になってしまう。

自分に負担をかけ過ぎてしまい、疲れやすくなってしまう。etc

HSPさん
HSPさん

すごく良く分かります〜。他人から見ると些細なことなんでしょうが、どうして気になってしまって、考え過ぎて、そして疲れてしまう、の繰り返しです。

Kura<br>
Kura

そうですね。そのため、非HSPさんにはなかなか理解してもらえない部分も多いですね。そのため、自分自身でコントロールできる方法を身につけていくと良いでしょう。

困ったときの対処法

  • ストレスを感じたら、無理をせず、十分に休みましょう。
    仕事や学校を1日休むのも一つの方法です。休めないという場合は、休憩時間に自分の落ち着く場所や、癒しアイテムを使って、心をほぐしてあげましょう。
  • 適度に運動し、リフレッシュしましょう。考え過ぎた時には、体を少し動かし、体の方へ意識を向けてあげましょう。頭が固くなっている時は、体も固くなっていることが多いです。ストレッチをしたり、散歩をしたりすることで、頭も体も柔軟になることができます。
  • HSPである自分を受け入れてあげましょう。自分を受け入れ、ネガティブ思考にならないよう、良い部分に目を向けてあげましょう。
HSPさん
HSPさん

うん!これなら自分でも出来そうです。少しずつ始めてみようと思います。

Kura<br>
Kura

最初にお話したようにHSPは性格の一つです。そのため、HSPの部分とうまく付き合っていけるようになると良いですね。

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